超音波検査室 >> 超音波検査の基礎 >> 超音波とは?
 まず、はじめに
 超音波検査の基礎
   超音波とは?
   超音波検査の特徴
   初心者がはまりやすい罠
 検査の進め方
 正常例の画像
 実際の症例


超音波の達人への近道
それは自分の本を持つ事


腹部関連の本
頚部関連の本
乳腺関連の本
心臓関連の本







 まず、検査の基本である超音波、こいつは一体何者?



 超音波とは一般的には「人間には聞こえない高い音」の事をいいます。


 音は周波数(Hz)でその高さが決まります。
 周波数とは、1秒間に何回振幅するかということを表しており、1秒間に1000回振幅する音は1000Hzです。


 ここまでは、高校生の頃に勉強したと思います。



 では人間の可聴範囲はどのくらいでしょう?





      人間の可聴範囲
約20Hz〜20KHz (20KHz=2万Hz)
 超音波検査で使用される超音波の周波数  
 2MHz〜20MHz(200万Hz〜2000万Hz)
 

 
イルカは超音波で仲間と会話をしたり
エサとなる小魚を超音波で
             気絶させたりします。 
海中に発した超音波の反射波を画像化して
  海底の地形や、魚の存在を知ることができます。
こうもりは超音波の反射波で
地形やエサとなる虫の存在を
  知ることができます。



  この図に示すように、
  人間の可聴範囲はやく20KHz〜20KHz、周波数が高いほど、高い音として聞こえます。



  超音波検査では、人間に聞く事ができない更に高い音を使っています。




何故、超音波を使って画像が得られるか?


  超音波検査では、プローブと言われる装置から超音波を発した後、反射して返ってきた超音波を
  またプローブで受け止め、その反射波を解析して、2次元画像に白黒の色の濃さとして表示します。





反射波を解析

画像へ変換




  つまり、超音波の反射を利用して、「そこに何があるのか?」ということを画像化するのです。






超音波はどのように進んでいくのか?


  超音波の反射波を利用して、画像を表示しているのは理解できたと思います。


  しかし、実際の超音波は反射だけではなく、進んでいく過程でいろいろな現象が起きます。
  この現象によって、様々なアーチファクトが生じたり、その物体の特性を知ることができたりします。


反射 散乱 減衰 屈折