超音波検査室 >> 正常例の解剖と画像 >> 門脈
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  門脈は腹腔内の消化器と脾臓からの血液を肝臓に送り込む静脈系の血管で、
 腸から吸収された栄養物を肝臓に運び込む働きがある。



 門脈は肝臓内で分枝を繰り返し毛細血管となり、これらは再び合流して肝静脈となる。



 門脈を形成する血管のうちの一つ、脾静脈は脾門部から膵尾部の背面を膵頚部に向けて走行し、
 通常、下腸間膜静脈と左胃静脈が流入する。



 さらに、脾静脈は膵頚部の背面で上腸間膜静脈と合流して門脈本幹を形成する。



 下腸間膜静脈は、左結腸静脈、S状結腸静脈、上直腸静脈などが合流して形成される。



 上腸間膜静脈は主として、右結腸、中結腸、回結腸静脈などが合流して形成される。



 門脈本幹は肝動脈と総胆管の背面を走行し、肝門部で右枝と左枝に分枝する。



 門脈本幹の長さは6cm程度で、前後径は1cm前後である。



      


     参考

        肝臓                ・・・・・  liver
        膵臓                 ・・・・・  pancrease
        脾臓                ・・・・・  spleen
        上行結腸              ・・・・・  ascending colon
        下行結腸             ・・・・・  descending colon
        小腸                 ・・・・・  small intestine
        門脈本幹              ・・・・・  SMA superior mesenteric a.
        後上膵十二指腸静脈      ・・・・・  posterior superior pancreaticoduodenal v.
        前下膵十二指腸静脈      ・・・・・  anterior inferior pancreaticoduodenal v.
        左胃静脈              ・・・・・  left gastric v.
        脾静脈               ・・・・・  splinic v.
        短胃静脈              ・・・・・  short gastric v.
        上腸間膜静脈          ・・・・・  superior mesenteric v.
        下腸間膜静脈           ・・・・・  inferior mesenteric v.







 門脈本幹 長軸像  上腸間膜静脈 長軸像


 門脈本幹 短軸像  上腸間膜静脈 長軸像