超音波検査室 >> 実際の症例 >> 上腹部領域 >> 肝臓
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   46歳 女性


   仰臥位 季肋部横走査                   右側臥位 季肋部縦走査
                                   (マークが仰臥位になってます)


  肝区域 S7 に肝実質よりも高エコーを示す腫瘤性病変を認めます。
  境界は明瞭、平滑に描出され、仰臥位(左画像) で腫瘤の内部エコーは均一に描出されます。



  側臥位(右画像、画像のボディーマークが間違えてます) にすると腫瘤周囲の高エコーはそのままですが、
  内部エコーが肝と等エコー程に低下します。



  血管腫特有の カメレオンサインであることがわかります。



  肝血管腫は肝辺縁にある事が多い腫瘍ですが、
  右画像では腫瘤の大きさのわりに、肝辺縁のラインの膨隆(ハンプサイン)も認められず、
  腫瘤自体がそれほど硬さを持っていない事が分かります。



  この時、腫瘤を描出した状態でプローブによる圧迫を加えると、腫瘤が少し変形するのが確認できます。



  (本来であれば、仰臥位と側臥位で画像を比較する場合、プローブのあて方や画像の拡大率は
   一緒の方が良いのですが、今回の症例ではカメレオンサインが分かりづらかったので
   違うプローブのあて方、違う拡大率の画像を使用しています。)