超音波検査室 >> 実際の症例 >> 上腹部領域 >> 肝臓
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 70歳 男性





 普段ではあまり見ることが無いような、特徴的な肝臓の所見が観察されています。



 肝の表面には、凹凸が観察され、網目状の肝実質パターンが観察されます。



 日本住血吸虫症では、網目状、network-pattern が観察されても、
 その内部の肝実質のエコーレベルは変化しないのも、特徴です。



 現在では非常に珍しい疾患なので、鑑別にはちょっと迷いましたが
 被験者に住んでいる所、住んでいた所を聞いてみると、30歳代から50歳代にかけて
 山梨に住んでいたようです。



 超音波所見と居住区が一致したので、慢性的に変化した日本住血吸虫症であると判断できました。