超音波検査室 >> 実際の症例 >> 上腹部領域 >> 胆嚢
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  38歳 男性


 数年前から胆石症を指摘されていた患者様です。
 依頼表を見ると「胆石症、慢性胆嚢炎 follow up」となっています。


 もうすでに、慢性胆嚢炎は指摘されていて、6ヶ月ごとに超音波検査を行っていました。
 




 検査を行う前に、前回の超音波検査の画像を確認しましたが、
 結論から言うと前回と著変は認められない超音波画像が得られました。



 実際に大きさを計測した画像は使用していませんが、胆石は約11×10×10mmで
 一つだけ確認でき、その超音波所見からコレステロール結石が疑われています。



 胆嚢壁は全周性に肥厚し、部分的な不整部分などは観察されていません。
 全体的に約3.5mmの肥厚が観察されています。



 胆嚢自体の大きさは約72×35×30mmで、軽度の萎縮はあるかもしれませんが
 積極的な所見ではないと考えました。



 肝外胆管や膵管、肝内胆管、等に異常所見は認められませんでした。
 それぞれの計測値も前回の検査時とあまり変化は認められず、
 典型的な慢性胆嚢炎の所見といえると思います。