超音波検査室 >> 実際の症例 >> 下腹部領域 >> その他
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 0歳 2ヶ月 女性

                


  当院新生児病棟を退院後、小児科主治医に指摘され左鼠径部の膨隆精査目的で
  超音波検査を受けられた患者様です。



  左鼠径部に腹膜鞘状突起が認められ、その内腔に実質エコーが認められヘルニアが考えられました。
  ヘルニア臓器は低エコーの腫瘤像を示し、内部に複数の嚢胞様エコーが認められ卵胞と考えられ
  卵巣滑脱ヘルニアが考えられました。



  ドップラーを当ててみると腹腔から連続するように、卵巣動脈と思われる拍動波形をしめす
  血流信号が得られました。



  反対側に腹膜鞘状突起は認められず、左側の卵巣滑脱ヘルニアと考えられました。
  卵巣滑脱ヘルニアの典型的な症例と思われます。