超音波検査室 >> 実際の症例 >> 乳腺領域 >> 乳腺
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 34歳 女性


  会社検診(超音波検査)にて右乳房内に腫瘤を指摘され、精密検査目的で当院を紹介受診された患者様です。
 検診時の報告書を見ると、線維腺腫等の良性疾患が疑われるが、腫瘤内部が不均一のため
 悪性の可能性も考慮して紹介されたようです。




 右乳房6時方向に約16×9×14mmの腫瘤性病変を認めます。


 形状は楕円形、境界は明瞭、辺縁平滑、内部は不均一に描出されています。
 腫瘤内部には低エコーな領域と、乳腺実質と同等な高エコー領域が認められており
 カラードップラーにて、異常な血流信号は描出されません。


 鑑別として線維腺腫もあがると思いますが、過誤腫を疑った症例です。
 触診でも良性の腫瘤が疑われていたため、臨床側としても超音波所見から過誤腫を疑い、
 紹介元へと報告されました。