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   境界明瞭で不整形の限局型腫瘤を示す充実性腫瘤として描出される。


   腫瘤のエコーレベルは非常に低い場合が多い。


   後方エコーが増強する特徴を持つ。





  髄様癌は組織学的に充実性で間質の乏しい髄様癌巣の周辺部あるいは癌巣内にさまざまな程度の
  リンパ球浸潤を伴うことが、最大の特徴である。



  「髄様」の名が示すように、癌巣では癌細胞の極性は失われ、索状構造や腺腔形成を示すことは
  ほとんどない。



  髄様癌は充実製に癌細胞がみられる為、超音波上はそのエコーレベルは低く、境界明瞭に観察される。
  辺縁は不整形を示す事が多く、後方エコーが増強するのが特徴である。 



  充実腺管癌などとの決定的な違いは、病理上で癌細胞が髄様に見られるかどうかという点だけで
  リンパ球浸潤を伴った充実腺管癌とは区別される。



  その為、超音波上では髄様癌はしばしば充実腺肝癌 (時に充実腺管癌以外の浸潤癌)と
  類似した所見で示される為、超音波検査だけで髄様癌を確定することは、困難である。



  リンパ球が免疫的な防御反応に関与していると考えられ、良好な予後を示す。




    髄様癌の典型例

    珍しく私の予想が的中した髄様癌の典型例

    同僚が撮影した髄様癌の典型例

    娘腫瘍を伴う小さな髄様癌