超音波検査室 >> 実際の症例 >> 乳腺領域 >> 乳腺
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 69歳 女性


  乳癌検診で以上を指摘され、当院に紹介され外来を受診された患者様です。




  (右画像の右上に描出されているのは nipple 乳頭 です)



  乳頭近傍に腫瘤が描出されています。



  腫瘤は無エコーに近いほどの低エコーで描出され、不整形で境界は不明瞭で、
  間質組織への浸潤により不明瞭化していると考えられます。
  また、腫瘤に向かって間質組織が引き込まれるように描出されているように見えます。(見えません?)


  大きさは約 12×12×11.5mmで D/W ratio = 0.96
  後方エコーは著明に減弱しています。
  乳腺前方境界線の断裂は、はっきりと確認できませんでした。



  症例1同様、これも硬癌の超音波画像の典型例だと思いますが、
  症例1同様、この症例も乳腺所属リンパ節への転移は認められませんでした。



  術後病理の結果は「硬癌」なのですが、
  またもや症例1同様、リンパ節転移は「プラス」でした。