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 48歳 女性







  この患者様は以前から右乳房にある「しこり」に気が付いていたそうです。



  仕事の忙しさと乳癌への恐怖から、「しこり」は乳癌ではないと思い込み、数が月放置していたところ、
  以前より腫瘤が大きくなってきていることに気が付いて外来を受診された患者様です。



  発見してから数ヶ月経っていることもあって、腫瘤は4×5×4.5mm程の比較的大きくなっています。



  腫瘤は境界明瞭で D/W ratio = 0.9、 内部エコーは比較的均一でエコーレベルは非常に低く、
  多角形のような形状で、後方エコーが増強しています。
  乳腺の前後の境界線の断裂は認められません。



  腫瘤周囲の浸潤を示唆する高エコー帯は、観察されず
  腫瘤内部に拍動性の血流信号が認められ、そのRI 値は0.9と非常に高値を示し
  腫瘤の硬さをあらわしています。



  腫瘤の大きさの割には、各リンパ節への転移は認められませんでした。



  超音波上、充実腺管癌の典型例の画像だと思います。